卓球考-03
【卓球考は鴻毛より軽い話?】
オバサン、オジサンにお尋ねしますね。卓球はただの趣味の一つでしょうか。
卓球の話がどう展開しようが本業卓球の人は別にして普通の人にとっては
本業人生には無関係の問題でありどうでもいい話であります、とただの趣味です
という答えが返ってきそうですね。まあ普通はその通りでしょう。
しかし、一歩卓球に足をいれますとアレと思われるほど深いものかもしれません。
たとえば基本動作の一つフォア-打ちにラケット面の角度維持打法があります。
要するにドライブ打ちと言われるものでラバー面の直線運動的振りであります。
そして球をラケットの最高速度で接触させ打つのです。
相手からの球がいかに曲球であってもラバー面の直線運動的振りをするのです。
しかし他方たかがピン球です、どんな場合でも直線運動的振りをするのではなく
相手の球の回転、速度に合わせて適当にラケットの面角度を出し適当に振り
打球を相手コートに入れればいいのではという考えもあるということです。
ドライブ打ちではない打ち方もあるということです。
しかし、経験的にはそれは我流打法となって高レベル卓球にはならないのです。
ここでの重要な教訓は
「相手からの球がいかに曲球であってもラバー面の直線運動的振りをして打球する」
という原則があって卓球の全打球に適用させていきます。という練習をするのです。
頭と体で時間をかけ体現してドライバー打ちをマスターしていくのです。
ここが通常の人生訓、あるいは哲学と発想が同じなのです。
原則から出発してやがて大きな思考の体系をつくることは人生訓、哲学であります。
が卓球も同じであります。と私は思っています。卓球に一歩足をいれて考えると
【卓球考は鴻毛ではなく人生訓の話?の重さになる】のではという話です。
が勿論軽い軽い我流卓球も卓球であり、卓球を大いに楽しんで健康を謳歌されておられる方は多数おられます、
というか統計をとったわけではありませんが、ひょっとして多数派かかもしれません。
(一某老人)