卓球論-02【腕と身体の回転2】
【腕と身体の回転2】
身体回転軸を鉛直にする理由は運動の安定化かつ腕の運動パターン記憶の単純化
である。
ラケット水平角度は一打球に対して一つではあるが、打球が変われば変わる。
だから千変万化の球に対して 適正なラケット角度を身体で憶えないといけない。
これが単純化の正体である。
しかし鉛直でない回転軸にくらべれば相当に簡単である。
この適正なラケット角度を体で覚えていくことこそ重要な基礎練習である。
更に打つ球は空間位置3次元の至るところにあります。
これを打つために身体の鉛直の回転軸を水平面でフットワークを介して平行移動
させ鉛直方向に重心を上下させ打球するのです。
素早い水平移動は足筋肉と感覚の訓練を必要とする。
但し打球点の高さは一定が望ましく重心の上下移動は安定的に繰り返えしができる
ようにする。
又この場合の身体回転は一回転するのではなく回転角度は0~180度内の限定された
ものです。
上部からこの回転をみますと頭の中心が鉛直軸になって左右肩甲骨が直線になり
水平面を回転します。
それに繋がっている腕はある伸びた状態から回転し肘の畳み込み運動します。
続きは後述します。
要は、身体の動きは【初期位置】➡【構え位置】➡【打球動作】➡【初期位置】
の繰り返し運動となります。
以上が身体運動の概説です。